ギャンブル依存のひとは、
勝っても負けても、なにもなかったように過ごしています。
それ以外にも、賭けっぷりがイカれているのでわかります。
賭け額比率
大学生のころよく、阿佐田哲也さんの本を読んでました。
そのなかで、ギャンブルをやっているひとにとっては、
賭け額の数字が多い少ないはあまり関係なく、
もってる額と賭け額との比率が大事、
という内容がありました。
- 1000万円もっているひとの1万円か
- 2千円しかもってないひとの千円か
ということです。
2千円しかもってないのに、千円を賭けられるのが、
ギャンブル依存です。
というか、その千円を賭けずにはいられないひとですね。
もってる額の大半を賭けてるのは、ギャンブル依存になります。
月収分動いても
おなじ本だったか、ギャンブルをやっているひとでも、
1日で月収分勝つか負けるかすると、手が止まりやすい、
という内容がありました。
たしかにそうです、リミットがかかりやすいラインになります。
- 月収分勝つと、“これくらい勝ったからなあ”
- 月収分負けると、“これ以上負けるとなあ”
となりやすいんです。
とくに、想定以上に儲かったりすると、やめてしまうひとがほとんどです。
ギャンブル依存になるとちがいます。
勝てるときにどれだけ勝ち切るかが、
ギャンブルにとってムチャクチャ大切なことを知っているので、
手が止まりません。
ノッテるときにこそ、もっとかぶせて攻めていきます。
また、月収分のおかねをもっていることのほうが少ないので、
月収分負けることはありません。
月収分勝ち負けが動いても、ギャンブルをつづけているのは、
ギャンブル依存になります。
ギャンブル依存あるあるですねえ。
そういうひとたちとずっといっしょにいると、
それが当たり前になってしまいます。
とんでもないことになってたあのころですが、
いまの投資生活に役立ってるような気もしてくるから不思議です。