ギャンブル依存経験談

しばらくギャンブルしなくても

就職した直後のときは、仕事をおぼえるのに必死です。

物理的にギャンブルができなくなると、

しぜんとやめてしまうものでしょうか。

社会人になって

いそがしいから

就職して社会人になって、若手のときは仕事がおそいので、

残業もするし、休みでもでていってました。

ほんの20年ちょっと前までは、それが当たり前でした。

仕事ばかりで、仕事が気になって仕方ない、

仕事依存になってしまうほどです。

給料がそんな多くなかったのもありますが、

いそがしくて月に1回場外馬券場に行けるかどうか、という感じでした。

山間部に転勤

30歳前に、半年くらいギャンブルから遠ざかることがありました。

山間部に転勤で、場外馬券場に行けなくなったのです。

当時、とんでもない倍率の抽選を突破しないと、

電話回線での馬券購入はできませんでした。

パチンコでは、急な仕事の呼び出しに対応できません。

ギャンブルしたくてもできない日々を過ごしていると、

  • もしかしたら、このままギャンブルをやめるようになれるのでは

と期待したりもしてました。

1週間の夏休み

そんなバタバタといそがしいなか、夏休みがもらえました。

いままでずっと、ひとりで競馬場にいっていた夏休みです。

ほかになにをするといっても、思いつきません。

30年弱、ずっとギャンブルしかしてなかったですから。

まあ、新幹線に乗って、競馬場にいくことになります。

競馬をしてみます。

なんの違和感もなく、おかねを賭けていきます。

どんどんおかねがなくなります。

競馬が終わると、

なんの違和感もなく、パチンコをしています。

どんどんおかねがなくなります。

パチンコが終わると、

なんの違和感もなく、麻雀をしています。

どんどんおかねがなくなります。

半年くらいのブランクは、すぐにふっとびました。

しぜんと、ギャンブルをやめるのはむずかしい気がします。

この生活は、いつでもカンタンにもどれるんだなあ、

と実感した夏休みでした。

最近、依存症の本をよく読みますが、いわゆるスリップというものです。

といっても、

このときは、まずやめる決心をしてないので、やめるはずがありません。

まあ、10年前に決心してギャンブルをやめて、いまとなっては、

もどるのはしんどいし、もどりたくもないんです。

そんな時間があったら、投資や副業をしたいですね。

ただただなつかしい、あのころの想い出はなしをおわります。