街の中に自転車を放置すると、日本中どこでも撤去されるでしょう。
25年くらい前、当時大学生だったわたしにとっては、暮らせなくなるほどのとんでもない一大事だったです。
どこでも自転車
裕福ではない地方の地元大学生だったので、どこへ行くのも自転車でした。
ちょっとボロいママチャリに毎日乗って、
といっても、ほとんどパチンコ屋さん と 場外馬券場 くらいしか行ってなかったです。
どちらにも駐輪場があり、ふだんは自転車を撤去されることなんてありませんでした。
自転車を撤去されるとき
そんなわたしが自転車を撤去されるのは、街中商店街でパチンコしたときだったです。
街中でパチンコしているということは、前日に、
- 徹夜麻雀
- お酒を飲んだ
どちらかで、
とてつもなくおかねが減った後に、100円程度の駐輪代もケチった結果なわけです。
そこから、いつもは行かないパチ屋で搾り取られるように負け、
スッテンテンの状態で店を出たときにはじめて、チャリが消えている現実と向き合います。
ひとことで言うと茫然自失、ホントにホントに困ります。
撤去先は市内の端っこで
当時自転車を持っていかれる先は、市内の端っこの広場で、
後日、バスに乗るおかねもなく、遠くだだっ広い場所まで、とんでもない距離をひたすら歩くしかありませんでした。
返してもらう費用
しかもその際、2-3千円の手数料を請求されました。
そうはいっても、街中のパチンコ後にチャリ撤去という、おかねがまったくない状況であり、
つまり、その2-3千円が払えないのです。
バイト代 か 仕送りが入るまでは、歩いて生活するしかなく、
- おかねがない
- 日雇いバイトに行きたい
- 自転車がない
- ①へもどる
どうにもならない、泣いてすむなら泣きたいほどの、とんでもない貧困スパイラルがしばらく続くのでした。
ギャンブルしないひとには伝わりにくい、当時のギャンブル依存あるあるをお送りしました。
自転車は、いつでも駐輪場に止めましょう。
いま振り返っても、情けない、はずかしい、でもやっぱりなつかしい、
どっぷりギャンブル依存パチンコ依存だったころの想い出はなしを終わります。
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