チリも積もれば山となる、ちょっとした出費をおさえて貯めていけば大きなおかねとなる、そんな表現をするひともいます。
しかし、チリを集めてもチリのままであって、山とするには、人生を変えられる額を貯めていく姿勢が必要なはずです。
よくある節約
小さなおかねを大切に、子どもの頃からよく言われるため、
- 特売
- ガマン
などで、少しずつおかねを貯めようとするひとが多いです。
特売で1円でも安く
スーパーの日用品でも、ガソリン購入でも、とにかく1円でも安くとがガンバったり、
ガマンする
ちょっとしたお菓子やグッズを、家族一同でガマンしても、
チリをあつめても
そんな努力をしたところで、1回あたり100円程度しか貯まらないでしょう。
反動が起きそうなほどの ガンバリ や ガマン でも、
- 月に2-3千円
- 年間で3万円前後
- 10年で30万円程度
の効果しかありません。
チリをどれだけ集めたところで、労働収入や生活費全体に比べるとあまりに小さいままです。
いつまでつづけたとしても何も変わらず、ただただシンドイだけだと気づきましょう。
イタイほどの額を貯めるからこそ
チリではなく、人生を変えるつもりで、
- 収入の半分を
- ゴールから逆算して
痛みを伴う貯め方でなければ、おかねは増えていかないのです。
収入の1/4ではなく、1/2
教科書的には、収入の1/4を貯めながらの運用、
- 消費:浪費:投資 = 7 : 1 : 2
をよく推奨されますが、
ぜひ、収入の半分以上を、貯金や運用へ廻していきましょう。
なんとなくのチリつもではなく、痛みを伴う “おかねの使い方改革” をして、勢いよく積み上げていく決意です。
ゴールから逆算
そして、労働をしなくても暮らせる、ファイナンシャルインディペンデンスをゴールに設定しましょう。
働いてもいい、働かなくてもいい、そんな自由な生活は、
生活費 (消費+浪費) 30年分の金融資産を持ったなら、しぜんと 3-5% の安定的な運用益があふれ続け、
いつまでも不労所得で暮らせるイメージです。
そんな30年分の金融資産は、収入の半分で暮らし続ければ、約10年の投資生活で達します。
ぜひ、今すぐゴールから逆算し、収入の半分というイタイほどの額を貯めながら運用しつづけていきましょう。
もちろん、チリ集めそれ自体が好きなひと(わたしも)は、痛みを伴う貯金といっしょにやっていっても構いませんけどね。
まとめると
小さなおかねを集めても、小さいままです。
ファイナンシャルインディペンデンスを意識して、イタイほどの額を貯めて運用していきましょう。
人生を変えるために、とにかく収入の半分で暮らしていくイメージです。
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“このままどうなっていくんだろう?”と感じたら、投資をはじめよう
【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
依存症の症状とはいえ、ほとんどすべての時間とおかね、とてつもなくイタイ額をギャンブルへ廻す日々、
そのため、ずっとボロを着て、ジャンクフードを食べる日々だったです。
そこまでして生活費をかけなくても、
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
いままでどおりの生活レベルで、しゅくしゅくと世界中の企業に託していけば、しぜんとおかねが増え、
気づいたら、もう自由を感じているでしょう。
チリを集めずイタイほどの額を廻しつづけた経験がある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。