投資

“ダムをいっぱいにするゲーム” 感覚をたのしみながら、おかねに困らなくなる

スポーツでも、作業でも、努力した先にゴールが見えるとがんばりやすいです。

さらに、途中経過をゲーム感覚でしゅくしゅくとつづけられたら、ガマンは必要なくなります。

経済的自立というゴールを意識しながら、たんたんと “ダムをいっぱいにするゲーム” をたのしむイメージで、個人資産を増やしていきましょう。

資本収入を増やす、支出を減らす

ガムシャラにシンドイ仕事で収入を増やすと、支出も増えて自転車操業がつづきます。

そうではなく、おかねに困らなくなるために、ラクな収入を増やし支出を減らしたいです。

ラクな収入増

収入には、

  1. 労働収入:シンドイ収入
  2. 資本収入:ラクな収入

の2種類があり、

① 労働収入では、文字どおり労働しておかねを手に入れます。

このような時間と健康とを犠牲にするシンドイ収入の増やし方では、累進課税もあって思うほどおかねは残らず、

いつまでもシンドイ労働をつづけていくしかなくなります。

② 一方、資本収入では、文字どおり資本からおかねを手に入れます。

株式や不動産を購入しつづけ、企業やアパートのオーナーとなるラクな収入の増やし方で、シンドイ労働をどんどん減らせるのです。

支出減

また、ゼイタクしない身の丈暮らしをするなら、収入が少なくても構わないので、さらにシンドイ労働を減らせます。

最少失点で守り抜く姿勢、

  • 質素に暮らして、支出を減らし
  • 資本収入を増やす

をつづけるほど、シンドイ仕事 も おかねへの不安 も消えていくことに気づくでしょう。

ファイナンシャルインディペンデンスを目指す

その先に、資本収入が生活費を上回った状態、ファイナンシャルインディペンデンス(経済的自立)という、労働から解放されておかねに困らないゴールが見えてきます。

ファイナンシャルインディペンデンス の イメージ

ファイナンシャルインディペンデンス をわかりやすくダムに例えると、

もし、増えつづけるダムから水を放流せず溜めていけば、いずれダムは満たされて、

最終的に、一定の量の水があふれつづけます。

ここで、

  • “水” を おかね
  • “ダム” を 上場企業の権利である株式 や 不動産 などの資本

に置き換えると、

毎月毎月、株式(や不動産)を買っていけば、最終的に暮らせるだけのおかねがあふれてくる、

ファイナンシャルインディペンデンスへ達するイメージがわいてきます。

ファイナンシャルインディペンデンスまでの期間

株を買い続ける

そしてその期間、資本収入ゼロの状態からかかる年数は、毎月の労働収入から何割をダムに入れていくかだけで決まります。

ダムの中で増えるスピード(利回り)は、わたしたち一般的な庶民の情報量では 3-5 % 前後くらいなので、

  • 労働収入の80%で暮らし、20%を運用にまわすと、40年
  • 労働収入の60%で暮らし、40%を運用にまわすと、30年
  • 労働収入の40%で暮らし、60%を運用にまわすと、15年
  • 労働収入の20%で暮らし、80%を運用にまわすと、7-8年

この期間を継続して以降は、ダムからあふれる分だけで暮らせるのです。

生活費が少ないひとほどダムは小さくてよく、あらためて、労働収入を増やすよりも支出を減らすメリットに気づかされます。

ダムをいっぱいにするゲーム

しかし現状、せっかくこの要領に気づけても、ファイナンシャルインディペンデンスを目標として実感できないひとが多いです。

というのも、

  • 何十年もガマンしつづけるなんてムリ

と、はじめる前に思ってしまうからです。

そうではなくて、

  • ダムをいっぱいにするゲームを積極的にたのしもう

と、とにかくすぐにはじめてみましょう。

ひたすらゲーム感覚で、足元の支出割合に意識を集中させていくだけです。

  • 収入の半分で10年くらい暮らすなら、もう上司やクレーマーに対応する必要はなくなる
  • 収入が増えたときこそ生活レベルを上げなければ、もっとはやく自由へ達する

はじめてしまった後にこそ、現実感をもったゴールが意識でき、

浪費をせずダムに放り投げるゲームは、加速度的にたのしくなっていくはずです。

まとめると

質素な暮らし と 資本収入増 とを継続すれば、ファイナンシャルインディペンデンスに達します。

さっそく今月の給料から、えいやとはじめましょう。

シンドイ労働が必要なくなるゴールを意識しながら、ゲーム感覚で目の前の支出コントロールに集中していれば、しぜんとゴールに近づいていくはずです。

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ギャンブル依存と自己肯定感

元ギャンブル依存ドクターの経歴

プロフィール

ギャンブル依存は投資にむいている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

極限まで質素に暮らし、収入のほぼ10割をギャンブルで溶かす日々だったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、

いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

毎月の日本円給料の中から、ひたすらたのしみながら世界中の企業に託していきましょう。

いままでどおり極限まで質素な暮らしのままで運用できるので、10年もかからずにもう自由です。

ゲーム感覚でおかねを放り投げつづけた経験のある、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。