投資商品は、いつなにを買ったとしてもリスク分散へつながるので、キホン的にいい結果へつながります。
ただ、流行りのポイント投資というのは、避けたほうがよさそうです。
なんのゴールも見えないうえに、手数料の比率が高すぎます。
話題のポイント投資
いつも使っているちょっとしたポイントだけで、カンタンに少額から投資をはじめられ、
しかも、開設時や紹介時にポイントがもらえる、というおトクな口座があるそうです。
カンタン・おトクというフレーズで、投資に興味はあるけどはじめられないひとたちをターゲットに、
あちこちで話題となっています。
資産形成につながる投資
株式投資は、企業オーナーという仕事を介する社会貢献なので、キホン的におかねが増えていきます。
別の視点からでは、しっかりリスクをとって十分なリターンを得る投資ならば資産形成はすすむ、とも言えます。
そんな資産が増えていく投資では、
- ゴール設定
- 手数料管理
どちらともが必須です。
ゴール設定
いくらもうかった、いくらソンした、の目線でガチャガチャやっていては、いつまでたっても資産は増えていきません。
しっかり自分自身のゴールを設定し、
- 60歳までに、金融資産2000万円
- 60歳までに、年間配当収入120万円
- 50歳までにファイナンシャルインディペンデンス
そこへむかって必死に身銭をかき集め、ひたすらリスクをとりつづけて、しゅくしゅくとおかねを増やすしかないのです。
ゴールをイメージできないまま、生活費とあまり変わらない延長上の桁数で停滞しないためにも、
- つねに労働収入の20-50%を追加しながら廻しつづけて運用する
そんなホントの投資をやっていきましょう。
手数料管理
また、世界中へ分散投資するためのコストとして、一般的に、
- インデックスファンドで年間0.2%
- ETFで0.1%
の手数料を払いつづけます。
なんでも安全性を保つためには一定の費用が必要でも、高コストのザル管理をやっていては、いつまでたっても資産が増えていきません。
いつでも必死に手数料を抑えながら、ひたすら耐えうるリスクをとりつづけて、おかねを増やすしかないのです。
- 運用利回り と 手数料 とを自分の規模に最適化させながら運用する
そんなホントの投資をやっていきましょう。
ポイント投資では資産形成できない
そう考えると、ポイント投資では、ゴールへ向かうためのリスク も 手数料管理 もできていない現状に気付かされます。
具体的に、たとえば手どり月収20万円の場合で考えてみれば、
日頃の消費ポイントは、100円あたり1ポイントとして、消費する18万円すべてにポイントがついたとしても、せいぜい1800ポイント、
そして、ポイント口座を維持する手数料に、毎月220円必要です。
運用に廻す額面、手数料の比率ともに、資産形成につながる投資ではなく、
これではいくらつづけても、増えていくわけがありません。
お小遣い程度の手数料が胴元へ確実に入ってくるだけ、という仕組みはただの話題づくりにしか見えず、名簿づくりが目的なのでしょうか。
もし、月の収入が20万円のひとなら、
- 日々質素に暮らして
- 月々5万円前後ずつ追加しながら
- 年間手数料0.2%以下で運用して
- 十分な資産をつくりだす
こんな感じの真剣な投資に取り組んで、
自分と家族の金銭的な安定をつかみとっていきたいですね。
まとめると
カンタン・おトクといった情報に振りまわされることなく、
- 自分と家族を幸せにするために
- ゴール設定と手数料を意識して
- 正しいリスクをとって
いつでも真剣に投資をやっていきましょう。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
喰うか喰われるか、ずっと真剣におかねを取り合う日々だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
いままでどおりの真剣さで、しゅくしゅくと世界中の企業に託していけば、しぜんとおかねが増えていきます。
カンタン・おトクというヌルい情報に振りまわされない、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。