おかねに困らなくなるためには、いろんな数字を見ていく必要がありそうです。
慣れないうちにひとつだけ意識してモニタリングするとしたら、どの数字でしょうか。
モニタリング
達成したい目標があったときに、
行動の目安となる数字があると意欲が増すし、スムーズにすすみます。
営業なら
契約数を増やして利益をあげようとしたときに、契約数増加につながる数字をモニタリングしたいです。
- テレアポを申し込んだ人数
- アポイントがいただけた人数
途中経過の大きな数字どれかを目安にすると、日々行動しやすくなります。
契約数自身はなかなかコントロールできませんが、アポイント人数はある程度努力でコントロールできるからです。
モニタリングするには
一般的に、モニタリングする数字は、
- 求める目標に、結果として直接つながる
- 測定しやすい (頻度、簡潔)
ようにしていきます。
①では、目標達成のための母集団確保、
②では、毎日一定数出現するので手軽に測れる、
というイメージです。
企業で離職を減らすためだったら、
- 総残業時間
体重を減らすためだったら、
- 間食が原因の場合、間食回数
- 糖質が原因の場合、摂取糖質量
をモニタリングしたりします。
おかねについてのモニタリング
目標
おかねについては、総資産からあふれるおかねで暮らしていくという、大きな目標に向かいます。
ゴールに達したあとは総資産をモニタリングしていきますが、途中経過のときにどの数字をモニタリングするのでしょう。
ゴールに向かって
うまくすすんでいかないひとは、労働収入や投機損益をモニタリングしようとします。
入ってくるおかねを追いかけがちです。
一方、ゴールにすすめるひとは、貯蓄率や運用に廻していく額をモニタリングします。
まもっていけるおかねを地道に確認したがります。
総資産を増やす結果に直接つながり、
短期的な市場の増減に関係なく測定しやすくて、
なんといっても自分の努力でコントロールできるからです。
アセットアロケーション比率や市場のいろんな指数もありますが、
目の前の貯蓄率をまもって運用していれば、
しぜんとファイナンシャルインディペンデンスに達することになるはずです。
まとめると
総資産を増やしておかねから自由になるために、
日々一喜一憂することなく、
まずは運用に廻せる額を数字でモニタリングしていきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
モニタリングする必要がないほどフルスイングで、
給料のほぼすべてをパチンコ玉やお馬さんに放り投げてきました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルをつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
放り投げ先を世界中の企業にすれば、おかねが増えていきます。
おかねの放り投げ比率をモニタリングする必要がないほど優秀な、
ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。