“税金を減らしたい” と考えて、おかねを使いたがるひとが多いです。
それよりも、さっさと税金を払って、残ったおかねからおかねを産むような資産づくりに取り組みましょう。
たくさん儲かりすぎるので法人と個人とで節税予定のひと以外は、手元のおかねが増えるイメージを優先したいです。
手元のおかねが減る節税
税金は、所得で決まります。
個人では累進課税なので、所得が900万円、1800万円と上がっていくほど、税率も上がっていきます。
- 所得 = 収入 ー 経費
所得を減らすために経費を増やしたくなって、
ついつい、
- モノ買い節税
- 繰り延べ節税
手元のおかねも減ってしまう節税へ取り組んでしまいがちです。
モノ買い節税
経費で高価な買い物をすれば、
- 高いクルマ
- ヨット
- 絵画
- 電化製品
税引き前のお値段で購入でき、そして税金も減ります。
しかし、手元に残るはずのおかねも減っている現状に気づきましょう。
たとえば、もともと収入が1000万円だったとして、900万円のクルマを経費で買えば、
- 所得 = 1000万円 ー 900万円 = 100万円
所得を100万円まで減らせるので、税金は 0円 です。
その分、手元に残るおかねも100万円まで減っています。
もしクルマを購入せず、所得1000万円のまま節税をしなければ、
税金を300万円程度支払ったとしても、700万円が手元に残るはずです。
モノを買う節税をしていては、いつまでたってもおかねが貯まりません。
繰り延べ節税
ちょっと前まで流行っていた、
- 節税のための生命保険契約
をすれば、税引き前のお値段で購入でき、そして税金もその分減ります。
そして、いつでも後から現金化できるので安心、というひとが多かったです。
しかし冷静に考えると、手元に残るはずのおかねはなくなっています。
流動性をさげる節税で目の前の税金が減っても、受け取りを先に延ばすだけで、結局手元のおかねも減るのです。
やっぱり繰り延べ節税をしていては、いつまでたってもおかねが貯まりません。
①モノ買い節税、②繰り延べ節税、どちらの節税とも、すでに資産が多いひとだけに有効な特権だと気づきましょう。
わたしたち庶民では、マネするほどに貧しくなるのです。
税金はおさめて、投資や副業をする
節税ではなく、おかねがおかねを産む、
- 株式投資
- 個人事業副業
に取り組みましょう。
現金をどんどん上場企業 や 自分の商売 へ託して、ファイナンシャルインディペンデンスを目指します。
税金をしっかり払って、おかねが増えていくダムへ放りこめる手元資金を増やすイメージです。
株式投資
上場企業の株を購入すると、株価上昇や配当により自動的におかねが増えていき、
しかも、その投資収入の税率は、一律約20%固定です。
ぜひ株式での資産を増やし、おかねがおかねを産みながら、税金が増えにくい仕組みを大きくしていきましょう。
個人事業副業への投資
そして、定年のあるサラリーマン仕事とは別に、一生たのしめる個人事業を副業からはじめます。
多くのひとに気づいてもらい、よろこんでもらえるように、
- 道具やソフトを買う
- 広告宣伝費をかける
- 指導してくれるひとと会食する
ワクワクと儲ける、いいサイクルを廻していきたいです。
個人事業発展のためにおかねを使うなら、しぜんとおかねが増やすための経費も増え、
おかねがおかねを産みながら、節税効果もでてきます。
わたしたち庶民はいわゆる節税を気にせず、ひたすら投資と副業によって、フローがあふれてくる資産づくりへ取り組みましょう。
まとめると
税金を減らすためにアレコレやるのではなく、おかねがおかねを産む仕組みに試行錯誤しましょう。
税金をすんなり払った残りを、投資や個人事業がすすんでいくように使っていけば、しぜんとおかねは増えていきます。
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【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
勝ってても負けてても場代を払いつづける日常で、儲かったときだけ払えばいいのにと思う日々だったです。
“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。
これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資 と 個人事業副業 に換えるだけでいいんです。
世界中の企業 や 自分の商売に必要資金を託し、しっかり税金を払いながら再投資をくり返して、手元のおかねを増やしていきましょう。
儲からないうちは税金がないので、どう考えても、ギャンブル経験者にとってはパラダイスです。
稼げたときに税金を払うのがなんともない、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。