投資に興味はあるけれど、“ソンしたくない” が強すぎてはじめられない、というひとが多いです。
短期的なソントクを気にするよりも、資本収入が産まれる資産を増やすことへ集中しましょう。
“ソンする” の基準を整理しよう

どういう状態が “ソンしてる” のか、
- ソントクの評価
- ソントクの期間

投資をしないひと と 運用業者 とでは基準が違います。
ソントクの評価

投資をしないひとは、一般的に、
- 現時点の資産総額が、購入につかった日本円 を円換算で下回った状態

を、“ソンしている” と言い、

一方、運用業者は、
- 現時点の資産総額円換算 と 購入につかった日本円との比率が、インデックス運用を下回った状態

を、“ソンしている” と表現します。

景気のいいときは運用商品のほとんどが値上がりし、景気のわるいときでは運用商品ほとんどが値下がりするため、

運用成績について、
- 総額が増えていても、市場平均より低かったら “ソンしている”
- 総額が減っていても、市場平均より高かったら “ソンしてない”

常に投資は行う前提で、市場全体を基準として比べるのです。

つまり、“ソンしている” 基準は、投資をしないひと と 運用業者 とで異なっています。
ソントクの期間

またソントクの基準がどうであっても、期間を決めないかぎり評価はできないでしょう。

しかし、投資をしないひとの多くが、期間を決めることに対してイメージがわかず、

どうしても、どの瞬間・どの期間すべてにおいて、マイナスをソンとして避けたがります。

必然的に、スタートからずっとプラスのまま、突き離していく結果でなければ耐えられないわけです。
運用業者

一方、運用業者は、四半期もしくは1年という短期間で評価され続け、

その期間内において 市場平均 や 他業者と 比較して、下回っていれば“ソンしてる”ことになります。

つまり期間から見ても “ソンしている” 基準が、投資をしないひと と 運用業者 とで異なるのです。
個人投資家はソントクよりも、ファイナンシャルインディペンデンスを目指す

ここでぜひ、投資をしているひと も していないないひと も、 運用業者ではない個人投資家にとって、
- ファイナンシャルインディペンデンスこそが投資の最終ゴール

と理解し、いわゆるソントクはどっちでもいいことに気づきたいです。

企業オーナー権利 や 不動産オーナー権利 などからの収入が生活費を上回るまで、いわゆるおかねを産む資産を増やし、

経済的自立 (=ファイナンシャルインディペンデンス) を達成できるのなら、

途中の評価額が、オーナー権利取得に使った日本円より多いか少ないかなんて、ホントにどっちでも構いません。

私たち個人投資家は、最終的に生活費を超える資本収入が安定するまで、質素倹約を継続しながらひたすら資産を積み上げるだけです。

それに、よほど手数料へ無頓着でないかぎり、10年20年30年の長期にわたる分散投資はプラスとなるでしょう。

どんな状況でもソンしないまま、いつでもトクすることを目指していては、いつまでも、
- 投資がはじめられない
- 投資がうまくいかない

となってしまいます。

ちょっとしたソンをしたって、一定期間マイナスだって、とにかく気にしない、

短期的なソンを恐れることなく、資本収入が産まれる資産総額増へ日々打ち込んでいきましょう。
まとめると

どの瞬間においても、当初からずっと、日本円評価額がプラスのままの運用をしていく必要はありません。
最終的に資本収入が生活費を上回るゴールを目指し、ソントクに振りまわされず、資産形成していきましょう。
【関連記事のリンク】
“このままどうなっていくんだろう?”と感じたら、投資をはじめよう
“リスク” を “危険確率” ではなく、“期待値” で考える
【元ギャンブル依存ドクターの経歴】
ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

ソンすることが日常のギャンブル依存は、心理学的リスク許容度高く、カンタンにおかねを放り投げる日々だったです。

“奪い合い” で “だれの役にも立たない” ギャンブルをつづけたために、
いつもおかねに困るようになりました。

これからは、主戦場を “ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

いままでどおりの質素倹約のまま、一時的なマイナスも気にせず、世界中の企業へ分散しつづければ、

しぜんと資本収入が生活費を上回り、気づいたらおかねに困らなくなっています。

ソンなんてなんともない、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。