“ハイアウトプット マネジメント”、めずらしくマネジメント本を読んでいます。
そのなかに、行動をコントロールする3つの要素がありました。
経営者視点ではありますが、わたしたちサラリーマン視点にも参考になりそうです。
行動をコントロールする3要素

なにをするにしても、ヒトは、
- 自由市場の原理
- 契約上義務
- 文化的価値
3つの要素で行動がコントロールされているそうです。
自由市場原理

それぞれが金銭的にゆたかになっていくように、
- 購入するときは安く買う
- 売るときには高く買う
と、みんな経済的に正しく行動していきます。
契約上義務

みんなが決められたルールを遵守します。
- 法律違反をすると罰せられる
- 信号が赤だから停止する
ソンをしないように、安全安心に暮らせるように、みんながルールを守る行動をします。
文化的価値

みんなが常識的に考えて、
- 災害時に秩序を守る
- 属する集団の共通認識で動く
緊急時や組織内ルールがはっきりしないときに、共通認識や美徳に沿って行動します。
自分で行動をコントロールする
会社勤務に当てはめると

勤めている会社のなかで自分の行動をコントロールしようとするなら、3要素を自分で整理しましょう。

自由主義の原理においては、
- いまもらっている給料が、労働に対して見合っているか
を考えるから、つぎの行動につながります。

契約上義務においては、
- 就業規則や上司指示が、従うことでメリットがあるか
を考えるから、つぎの行動につながります。

文化的価値については、
- 会社での人間関係、自己成長、社会貢献が、自分自身の生き方と共鳴できるか
を考えるから、つぎの行動につながります。

ついつい、勤め人であるわたしたちは、社内暗黙のルールという文化的価値もどきに振り回されがちです。
いつのまにか、ブラックな環境を受け入れてしまいます。

ちゃんと3要素を、おかね、ルール、理念、この順に積み上げていきましょう。
スムーズに生きていくために

逆にいうと、金銭、規則、美德、が整えば、大抵の行動がスムーズにすすんでいくことに気づきます。

自分の人生をスムーズにしていくためには、
- 質素倹約
- 義務感のある明確な達成目標
- ミッションといい仲間
の順で、行動をうまくコントロールしていきたいです。
まとめると

行動は、自由主義原理、契約上義務、文化的価値によってコントロールされます。
自分の人生マネジメントに、おかね、ルール、ミッション、どれも大切にしていきたいです。
ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
仲間とルールのなかでおかねを追いかける日々でした。

“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
仲間とルールのなかでおかねを追いかけながらホクホク投資をすれば、おかねに困らなくなります。

意識しなくても行動の3要素を思いっきりやってた経験のある、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。