怒りだして止まらなくなってしまった経験は、大なり小なりみんなあります。
アンガーマネジメントという、原始的な感情をコントロールする方法論をよくみかけます。
“怒り” や “欲しい”、どちらも原始的な感情です。
アンガーマネジメント
“怒り” という感情が起きたときに、そのままぶつけると“怒り” が “怒り” を生んでしまい、余計なことを言ったり、相手の人格否定までしてしまったりします。
- とにかく、6秒ほど待つ
ように、よく言われます。
“怒り” は、辺縁系という原始的な脳からおきるので、ムシや動物とおなじように、瞬間的に本能で出現し、瞬間的に消滅していきます。
消えたあとに、ヒト特有の大脳を動かすのがいいわけです。
消えるまえに大脳を動かすと、加速して暴走してしまいます。
欲求のマネジメント
“欲しい” という感情も辺縁系でおきます。
“欲しい” が “欲しい” を生んで、余計なものまで買って、投資用資金や日常生活費に支障をきたさないようにしたいです。
- とにかく6秒ほど止まる、逃げる
瞬間的な本能による “欲しい” が消失したあとに大脳を動かさないと、“欲しい” 理由を大脳が探しはじめます。
ほとんどのものはいらないので、6秒といわず、ずっと逃げたおすのがいいことになります。
“欲しい” という感情がおきそうになったら、視界から消して遠くに逃げましょう。
まとめると
“怒り” や “欲しい” などという、辺縁系による原始的な感情に対しては、
おさまるまで行動をおこさないようにしましょう。
“欲しい” から逃げ倒すと、
日常生活に困ることなく、おかねがどんどん増えていきます。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
ギャンブルのことを24時間365日考える日々で、
なにか “欲しい” という辺縁系の活動がなくなってしまいました。
ギャンブルの不確実性に、すべて辺縁系も大脳ももっていかれました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルだったために、
おかねに困るようになりました。
“ひとによろこんでもらう” ホクホク投資に換えるだけでいいんです。
株式投資の不確実性に、辺縁系も大脳も反応させればいいんです。
おかねに困らなくなります。
“欲しい” に反応せず、辺縁系が一方向の、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。