一般的には、長期分散投資をするために、
インデックスファンドがすすめられます。
一方、投資信託は、証券会社がもうかる仕組みなので、
参加するのはもったいないというひともいます。
どう考えましょう。
インデックスファンドの信託報酬
- インデックスファンド 年間 0.2%
- ETF 年間 0.1%
投資信託やETFで管理すると、信託報酬を手数料として引かれます。
3%複利で資産が増えていくとしても、
もちろん手数料は少なければ少ないほどいいわけです。
インデックスファンドはアクティブファンドより十分安いとはいえ、
もし、現物株を持つようにすれば、信託報酬はなくなることに気づきます。
現実に、一定以上おかねがあるひとは、そうしています。
- トヨタ自動車 100株 70万円
- アマゾン 1株 30万円
1000万円、1億円を気軽にうごかせるひとたちは、
現物株で分散投資ができることになるからです。
分散投資への姿勢
毎月トヨタ自動車株が買えない規模でも、現物株にこだわるひとがいます。
資産の大小ではなく、分散する幅の大小が、
投資姿勢により異なる場合があるのです。
分散の必要性なし
- 自分で株式資産をコントロールできる
- 自分で株式資産をコントロールしたい
そういうひとは、分散なんかしないで、
自分が真に理解できる5-6銘柄の現物株に集中します。
分散の必要性あり
- 自分で株式資産をコントロールできない
- 自分で株式資産をコントロールしたくない
そういうひとは、手数料を払いながら、
米国中心に世界中の企業にインデックスファンドで投資します。
投資にかける時間への姿勢
毎月トヨタ自動車株が買えない規模でも、現物株にこだわるひともいます。
資産の大小ではなく、投資にかける時間の大小が、
投資姿勢により異なる場合もあります。
投資の検討が何よりもたのしい
時間をかけて検討していくのがたのしいひとは、
結果を反映させたいので現物株を持つようになります。
投資の検討よりもたのしいことがある
家族、趣味、商売の時間のほうがたのしいひとは、
時間をかけず、インデックスファンドに手数料を払います。
まとめると
分散の必要性を感じないくらい、
時間をかけて、自分でコントロールできる5銘柄に絞り込める
ウォーレン・バフェット級の達人になると、
インデックスファンド手数料を払わないほうがよさそうです。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
自分の能力だけを頼りに、シンケンにおかねを取り合ってきました。
どうにか自分ですべてをコントロールしないといけない環境でした。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、
いつもおかねに困るようになりました。
主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。
世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。
トータルでおかねが増える状況なので、ムリにすべて自分でコントロールしなくてもよくなります。
自分でコントロールするしんどさを知ってる、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。