第一次世界大戦での軍事戦略を参考にした、
ランチェスターの法則があります。
いろんな内容がありますが、もっとも有名なのは、
兵の少ない弱者が兵の多い強者に勝つためには、兵を固めて一点突破する、
という内容です。
ランチェスターの法則と投資
戦略としては
- 勝つためには一点集中
- 資源を集中して、壁をブチ破る
- もたざる者こそ、一点突破でもつ者にまわる
という表現をされます。
投資におきかえて
もたざる者であるわたしたちこそ、
- 狙いの日本株に一点集中
- 借金をくり返しながら不動産規模拡大
するべきだ、という話もあります。
- もたざる者が分散投資して、3% 増えたところでどうなるんだ
という、話もあります。
投資を戦争にしなくても
一点集中、一点突破は、うまくいかなければ破綻します。
命のかかった戦争の現場では、
リスクが死になるので期待値は存在せず、ジリ貧も許されません。
成功する可能性のあることだけを選択することになります。
危険をおかさなくても
戦争を基準にしてしまうから、
破綻するほどのハイリスクハイリターンでさえ、小さいのかもしれません。
でも、そんな自分がコントロールできないほどの危険性をおかしてまで、
おかねが必要になることなんてありません。
一点突破した後どうしよう
一点突破に成功して、もたざる者からもつ者へまわった後は、
どうするのでしょう。
もつ者になったので、
そこから世界中の株式・債券・不動産・金などに、
バランスよく分散投資していくのでしょうか。
それなら、破綻の危険性をおかさなくても、
収入の半分以下で暮らして分散投資をすれば、
10年ちょっとで自分なりのもつ者にまわることができます。
投資ではなく、個人事業副業に役立つ
弱者として一点突破していく考え方は、個人事業副業に役立ちます。
自分の “好き” と “ちょっとだけ得意” を組み合わせて、
既存のモノやサービスと差別化したニッチな商売をして、
お客さんによろこんでもらいます。
大きな資本をもつ強者が興味をもつことのない、
小さな市場で商売をしていくから、うまくいきそうです。
まとめると
一点集中、一点突破、ランチェスターの法則は、
投資ではなく、個人事業副業に応用していきましょう。
ギャンブル依存は投資に向いている
ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。
“まあ勝てるだろう” とふんだ勝負でも、
思わぬ負けをしょっちゅう経験してきました。
“これはいける” と大きく賭けて、
イタイ負けをしょっちゅう経験してきました。
“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルをつづけたために、
おかねに困るようになってのです。
“ひとによろこんでもらう” 株式投資と個人事業に換えるだけでいいんです。
おかねに困らなくなります。
質素に暮らして、分散投資とニッチ個人事業をしていきましょう。
一点勝負の危険性を知っている、ギャンブル依存でよかった。
これからゆたかになりましょう。