貯蓄、節約

おかねがたくさん使える と おかねの心配がなくなる を区別しよう

おかねがたくさん使える と おかねの心配がなくなる、どちらもわたしたち庶民にとっては縁遠いように感じます。

おかねとどんな関係になったら幸せなのか、なんて考えることのないまま、社会人になってしまいがちです。

おかねがたくさん使える

おかねをたくさん使う、にあこがれる

子どもの頃からずっと、おかねを使わないように言われるので、

おかねをたくさん使うことにあこがれる、目指す、となりがちです。

そうなると大人になって、おかねをたくさん使うために、とんでもなく労働するようになります。

たくさん労働する

1900年代前半までは、労働といえば肉体労働でした。

たくさん労働すると、体力的にシンドイので、休息と栄養を中心におかねを使うことになっていました。

1900年代後半から現在までは、労働といえば感情労働中心になっています。

製造や点検は機械がするので、人間相手の労働です。

ずっとお客さんの都合に合わせる労働をつづけることになります。

たくさん労働すると、心因的にシンドイので、ストレス発散に大量のおかねを使うようになります。

そうなるとまた、ストレス発散で大量におかねを使うひと相手に、

もっとたくさんの感情労働が発生するので、もっともっと心因的にシンドくなります。

みんながとんでもないストレスを抱えて、労働と浪費を繰り返すことになってしまいます。

強迫観念に追われて、まるで止まれない自転車をみんなでけりつづけているようです。

おかねの心配がなくなる

目指す方向がまちがってしまいました。

どう修正しましょうか。

すぐに自転車を降りてしまいましょう。

ちまたにあふれる稼ぐ方法や節約術を調べるよりも、自転車から降りるだけです。

おかねをたくさん使ってもまったく幸せにならないし、

使わなくてもまったく不幸でないことに気づけばいいだけです。

ゆっくりゆったりと、入ってくるおかねの半分で暮らしてみましょう。

しばらくつづけると、おかねの心配がなくなってきます。

自分のペースで労働し、身の丈で暮らしていくと、

自分で自分の生活をコントロールできる実感が手に入ります。

ちょっとやそっとなんかあってもどうにかなる、という安心感が生まれ、ストレスフリーになってきます。

そこで、おだやかな気持ちで投資をはじめたりすすめたりすると、

価格変動に振りまわされないのでスムーズにすすみます。

まとめると

おかねがたくさん使える を目指すと、いつの間にか自転車操業のシンドイ人生になってしまいます。

おかねの心配がなくなる、ゆるたのしい人生を目指して、まず自転車から降りましょう。

ギャンブル依存は投資に向いている

ギャンブル依存のひとは、ずっとギャンブルしてきました。

おかねをかき集めては、鉄火場にいく日々です。

おかねをたくさん使いたいのではなく、ただただギャンブルをつづけたかったのです。

“奪い合い” で “だれもよろこばない” ギャンブルにおかねを放りつづけたため、

いつもおかねに困るようになりました。

主戦場を、“ひとによろこんでもらう” 株式投資に換えるだけでいいんです。

世界中の企業に、おかねを放り託していきましょう。

つづけていけば、おかねが増えていきます。

ただただ運用をつづけたい、にしてしまいましょう。

おかねをたくさん使うに興味がない、ギャンブル依存でよかった。

これからゆたかになりましょう。